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伊那谷のコト八日行事

2月8日・9日

飯田市の天竜川左岸(「竜東」と俗称されます)を中心に、2月8日あるいは9日に「事の神送り」あるいは「風の神送り」などと呼ばれる行事が行われ、その前日もしくは数日前に「事念仏(ことねんぶつ)」「大将荒神(たいしょうこうじん)」などと呼ばれる行事が行われています。

この二つの行事は、多くの集落では二つを一体として行っており、年の初めに集落に降りかかる災厄(さいやく)、疫病神を集落の外へ送り出そうとする行事です。

「事念仏・大将荒神」では、集落内の各家の他、神社、祠、堂などをまわり、鉦(かね)と太鼓を叩きながら念仏などを唱え、お布施・お駄賃を貰います。

「事の神送り」は、笹竹などを集落境まで運び、次の集落がこれを引き継ぎ、各地の笹竹を集めながら次の集落まで運び、これを集落ごとに繰り返すところに特徴があります。(カゼの神を依り付かせた笹竹などを、集落から集落へと次々にリレーして送り出します。

​※飯田市ホームページの解説を参考にしました。

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