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深見の祇園祭

​​7月第4土曜日

深見地区の津島さまのお祭りです。津島さまは諏訪神社(深見地区の鎮守様(ちんじゅさま))境内にあり、深見池が見下ろせる高台にあります。津島さまは昔この地に病が流行ったため、天保7年(1836)に尾張から勧請(かんじょう)されました。

神輿行列(みこしぎょうれつ)が諏訪神社境内から深見池へ練り歩き、池に浮かべた長さ6メートルの筏舟(いかだぶね)の上で祭典と幣束流し(へいそくながし)が行われます。周辺の地形がすりばち状になっており、湖上スターマイン・水上煙火・打上花火など、大音響で迫力満点。打ち上げ花火が湖面を彩り、神輿が神社に戻ると境内の「三国」(さんごく)に点火されてフィナーレを迎えます。

※祇園祭(ぎおんまつり):祇園祭りは京都・八坂神社の祭典ですが、平安時代にはやり病が発生した時にその霊を鎮め慰めるために行った祭り、御霊会(ごりょうえ)が起源となっています。

※深見池に幣束を流すのは、人形に災厄を乗り移らせ、それを他の国へ追い払う神送り(お祓い行事)が原型ではなかったかといわれています。

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