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大島山の獅子舞
4月第2土曜日
高森町大島山瑠璃寺の春の祭典で奉納される舞楽系の屋台獅子。巨大な胴体の中に太鼓や笛などの囃子方(はやしかた)が入ります。宇天王(うてんのう)が暴れる獅子を手綱をさばいて操り、鎮め眠らせるストーリーを持ちます。明治以降に高森町大島山から周辺の村々へ広がり、さまざまな獅子舞を生みました。現在、南信州で広く行われている大型練獅子の元祖といえます。
大島山瑠璃寺は薬師如来を本尊とする瑠璃寺とその守護の日吉大社の神仏混合(しんぶつこんごう)の寺社です。天永3年(1112年)に比叡山の観誉僧都(かんよそうず)が瑠璃寺を創建し、獅子舞を伝えたといわれています。
平成24年(2012年)には瑠璃寺開創900年祭を記念して、約230年途絶えていた「陵王の舞」を保存会の皆さんが復活させました。
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