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​和合の念仏踊り

8月13〜16日

「下伊那のかけ踊り」に含まれ、長野県を代表する盆の念仏踊り(ねんぶつおどり)の一つ。
13日は切子灯籠(きりことうろう)、旗(はた)、ヒッチキ(ヒッチキ棒と擦りザサラ)、太鼓、鉦(かね)、笛、ヤッコ、花、柳が行列を組み、集落内の熊野社(くまのしゃ)から和合の開祖とされる宮下家を経て林松寺(りんしょうじ)へ練り込みます。
各所では庭入り・念仏・和讃(わさん)を行います。庭入りでは紙垂(しで)をつけた菅笠をかぶった男たちが、太鼓やササラを鳴らしながら跳ね踊ります。14・15日は林松寺で盆踊りや新仏供養(しんぼとけくよう)の念仏踊りを行い、16日は13日と逆の道順で念仏踊りと行列を行います。
伝承では宮下家の15 代当主が寛保2年(1742)に川中島(長野市)で習い覚えたとされるが、宮下家の出身地である浜松の遠州大念仏との関連性も指摘されています。

※和讃:和語賛歌。仏様やご先祖様の功徳を日本語で賛美する歌のこと。

※念仏踊り:踊り手と歌い手が分かれているものを念仏踊り、自ら念仏を唱えながらおどるものを踊念仏(おどりねんぶつ)と言う

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